秋の笑った顔が好き。 あたしのことで、怒ってくれるのも好き。 あたしを、見つけてくれた秋が好きーー…。 あぁ、そうか。 「あたし…秋が好きなのね。」 きっと、あの出逢った夜の街から惹かれてて。 真っ白な空間。 秋への気持ちを自覚しただけで、 ピンク色に、そまったような気がした。