それなら納得。とみんなは言う。
俺、わかんねぇんだけど。
「さすが俺らの総長だねー!ド鈍野郎
だよーっ笑」
おい春斗。
だれがド鈍野郎だよ。
「じゃあ質問するよー、秋…。
もしも倫と冷夏ちゃんが付き合ったら?
どう思う?嬉しい?」
「んなわけねぇだろ」
「お、お…。」
俺が即答したことに4人は驚いてる。
「…そこまで即答できるならーーー…
…わかるよね?
…っと。
ヒントはここまで。
あとは自分で考えて、総長さん。」
春斗はそう言うと、じゃあお先♪と
スキップして幹部室を出て行った。
…なんとなく、気づいてないわけでは
ないが。
俺に、幸せになる価値はない。