放課後
「朝香3p対決しよっか。
負けたらたこ焼きおごって」
「えーーーさっちゃんの方が入るじゃん
ずるいずるい!それならフリースロー対決にしようよ」
「いいわよ。フリースロー対決で負けた方がたこ焼き+飲み物ね」
「うーーーーん。いいよ!」
10ー9
一本はずした私
朝香にはいつも負ける
いや、わざとだけど、
「やったーー!さっちゃんっていつも1本はずすよねーまぁしょうがないからジュースだけでいいよ?」
とニヤニヤ笑う
「じゃあ、2人でたこ焼き1つ買おっか」
「うんうん!」
それから私と朝香は2人でバスケをしていた
誰かが入口に立って覗いていた
あ、駿太先輩また見てる
まったく世話がやける2人だわ
朝香にはトイレに行ってくるといい
駿太先輩の方に近寄る
「駿太先輩、また覗きですか?」
「おい、覗きとか言うな野山」
「毎回毎回覗きにきてるから覗きって言ってるんですけど」
「‥うるせーぞ野山。てかなにしに来た
早く相手してやれよあいつの」
「‥先輩をからかいに来たんですよ。
先輩、あの子のこと2番目とかにしてるんですか?」
「‥‥‥‥あいつから聞いたのか?」
「いえ、かまかけただけですよ先輩に」
「おい、性格悪いなお前は」
「先輩こそ。先輩はどー思ってるんですか?」
「あいつのことは好きだ」
「そーですか。私は何も言いませんけど
あの子を傷つけないでください」
ダンダンとドリブルしている朝香をみながら言った
「あぁ、でも、もうやめるよ。
あいつさちゃんと好きな人できたみたいなんだ。最近は違うやつのことしか見てねーんじゃないか?」
「‥はい。私も気づいてました。あの子自身は気づいてないみたいですけど。先輩はそれでいいんですか?」
「もっと早く気づきたかったよ。学校卒業して他に彼女つくってなにしたかったんだろうな俺。あいつのこと好きなんだでも、俺が好きって言い続けたらあいつは幸せになれないだろ?」
「先輩、もしかして、高校の新しい彼女とは別れたんですか?」
「あぁ、とっくにな。」
「いつですか別れたの?」
「一週間も付き合ってねーよ。
彼女つくったのは、あいつを諦めようと思ったから。
あいつからメールきた時にはもう別れてた。でも、あいつには付き合ってるって嘘ついた。」
「先輩って不器用ですね。もっと早く気づいてれば変わってたかもしれないですね」
「あぁ、でももういいや。あいつには幸せになってもらいたい。手遅れになる前にな」
「先輩って幸せになれなそうですね。」
「おい、そんなこと言うな。」
「頑張ってくださいよ。私はどんな結果であろうとあの子の幸せを願ってるだけなんで」
「お前ってこわいよな。朝香のこと好きすぎて」
「そーですか?きっとあの子が私をおもっている以上に好きかもしれないですけどね」
「悪かったな。親友のこと傷つけて」
「いえ、ありがとうごさいます。あの子に思い出をくれて」
「‥思い出か‥‥‥あいつにとって俺は思い出なんだな。昔も今も‥」
「そーですね。きつい言い方かもしれないですけど」
「ありがとな野山。これからもあいつのことよろしくな」
「言われなくてもそーします。先輩もいつか幸せになれるといいですね」
「あぁいつかな。がんばるよあいつと別れるの、あいつに泣かれたら別れるの自信ねーな。あいつと離れるのこえーよ」
「大丈夫です。先輩ならできます。てか、やってくれなきゃ困ります」
「はははっわかってるよ。じゃーな」
「はい。また」
ねぇ先輩もっと早く気づいてれば
幸せになれたかもね
でも、私は朝香が幸せならそれでいい
朝香、早く幸せになれるといいね
end
こないだ朝香と映画館に行った時
先輩と会った
笑顔で話してる朝香と
愛おしそうに朝香を見る先輩
きっと先輩はまだ朝香のこと好きだ
だから、あんなこと言ってしまった。
放課後
今日はさっちゃんと帰るね〜
と言ってきた朝香
いつまでたっても野山を越えれる気がしねーわ俺
といろいろ考えてた時
「あれ?大谷!」
会いたくない相手が目の前にいた
「先輩、映画館以来ですね」
と皮肉っぽく言ってやった
「あぁ、そーだな。
少し話さないか?なんかおごってやるよ
あそこの公園でいいか?」
「はい。大丈夫です。」
先輩は自販機で俺のコーヒーと自分のコーヒーを買っていた。
「ほら!おごってやったんだからありがたく飲めよ!」
「ありがとうごさいます。頂きます」
グビッと少しだけ飲んだ
「なぁ、大谷。俺の話聞いてもらっていいか?」
びくっとした
朝香を返せとか言われたら
殴りかかりそーだ
でも、こんなに切なそうな弱そうな先輩は初めてで
思わず、はい。っと頷いてしまった
「‥‥あのさ、まず、ごめんな?
朝香と俺の前の関係のこと。
あいつは悪くねーから責めないでやってくれ。全部俺が悪いから」
「はい。わかってます」
「そっか‥‥‥‥
俺さまだ朝香のこと好きなんだ
でも、お前とあいつのこと邪魔したりしないから安心してくれ。」
「はい。邪魔されたら困ります。
あの、なんで朝香のこと振ったんですか?先輩も好きならあのまま付き合えばよかったじゃないですか」
「そーだな。
でも、あいつはもう、てかいつからかはわからないけど、俺のことなんて見てなかったよ。
朝香にも言ったけど、思い出がきれいすぎて朝香は勘違えしてたんだって。」
「‥そんなことないと思いますけど。
朝香は、ずっと先輩のこと好きでしたよ
ちゃんと思い出なんかじゃなく。」
「そーだったのかもな。
でも、そー言わないと
あいつ気づかなかったと思うし
お前のこと好きだって、」
「‥‥‥先輩はわかってたんですか?
朝香が俺のこと好きだって」
「あぁなんとなくだけどな。お前と朝香は両思いだって気づいてなかっただろうけど、
俺と野山は気づいてたよ。」
「はぁ、また野山かよ。」
「またって、お前野山に負けてんだ。
はははっやっぱりな!
俺もあいつには負けるよ!
そーいえば、毎週土曜日朝香俺のとこ来てたけど、一回だけな来なかったことあったんだよ、
なんでだと思う?」
「‥知りませんよ」
「あいつさその朝電話してきて
さっちゃんが大変なんです!
とりあえず大変で!
こまってるんです!
だから、今日はいけません!
って何があったかわかんないけど
野山が大変だったんだろーな。ククッ
俺の返事も聞かないまま電話切ってよ
野山には勝てねーなって思ったわけよ」
「俺と先輩っていつまでも朝香の1番にはなれない気がします。」
「はははっそーだな!
まぁ、いいじゃねーか1番じゃなくても
野山に勝つことなんて、槍がふってくると同じくらいの確率だな」
「そーすね。はははっ」
仲良くなった2人の結論
野山さきには勝てないってこと
おまけ結構書いた!
なかなかうまくいかない
みんなどんな話読みたいかな?
今日たくさん書きますね!^_^
レビューいまだなし(´・_・`)
批判もないって悲しい
誰か書いてくれたらうれしいな
俺は今駿太先輩と歩いていて
前には野山と朝香
なぜこうなったかというと