今度はあたしが、明梨に親指を突き立てた。


明梨は、片手で口元を押さえながら、あたしにゆっくり親指を突き立てた。



山田は明梨の横に座ると、明梨の顔を覗き込んで一言。




「初めましてよろしく。
仲良くしてくれたら…嬉しいな」





この後、何人もの女子が倒れて、
桜井先生のお仕事が増えちゃったのは…


言うまでもない。