思わず魅入ってるあたしに、チャラ男は満面の笑みで手を降ってきた。



「ごめん、君名前なにーー??」


へ!?

それ、不良殴りながら聞くこと!?



「せ、関口!」



とりあえずあたしは、手でメガホンを作って答えた。