「いえいえ!早くイメチェンすんだよ??凜!」



「うんっ!がんばりまっす」



「じゃ、明梨塾だから!バイバーイ!」



明梨が、あたしの背中をバシッと叩きながら言った。



「いった~。だから、無闇に背中叩くなってば!」



ヒリヒリ痛む背中を押さえながら、ケラケラ笑う明梨とわかれた。



さて……と。


もう八時なっちゃうし、帰るか。