「零には保健室の体操着貸してあげるから…。


みんなまとめていってらっしゃい!!!」



……。



この声、保健室の…。


しばらくして、ドアを閉める音が響き渡った。


…って、何やってんだ俺は…。


いつもより重い身体が、寝かされている事に気づく。


無理やり身体を起こし、ぼやけた景色を見渡す。