「なら良し…。

…あ、あとは、空木、秦野、結城、れーくん、あ、あれ、あと山田…は?」


「山田くんは、貧血で休んでるわ」



いつの間にか、二本目のタバコを吸っていた桜井先生が、面白そうに言った。


「じゃ、山田も一応含めて五人に告ぎます!!」


ちょっと緊張した顔で、和葉ちゃんを見据える四人。




「一刻も早く、ケンカを止めなさい!!!」