「俺なりに気を使ったつもり☆」とウインクをした日向は、



「俺日直だから行くね~♪」



と、たくさんの女のファンを引き連れて行ってしまった。



あー、だりぃな…。


まぁ、日向にだったら、別に見られても平気か。



昔からのつき合いだしー…「おはよう、咲夜」



「っ!?」



誰かにいきなり肩を叩かれて、俺は振り向きざまに退いた。



「何、気配消してんだよ…」


ドキドキする心臓を押さえて、



俺は蒼空を見た。