ああああああああ!!


う、嘘…。


振り返ると、原稿用紙を高々と挙げて、ホクホクしている空木の姿。


さっきまで半分以上残ってたクセにー!!



…空木に負けるとか、あたしのプライドズタズタなんですけどー…。



「意外といけるモンだな♪」



ご機嫌な空木に、
うらめしや(m`∀´)mなあたし。


「なんでそんな急に速くするのさ…。反則でしょ…」


机に突っ伏すあたしに、空木は軽く笑った。(あざ笑うとかじゃ無く)