なななな何……!?



机を思いっきり蹴飛ばす音がしたのは、



…あたしのすぐ後ろ。



他校生と零と、あたしがゆっくり振り返った。




「…俺様の睡眠を遮るとは、いい度胸だな…??」



怪しく微笑む空木には、殺気が芽生えていた。





……寝起き悪すぎでしょぉぉ!?!?



「睡眠返せゴラァーーッ!!!」


「ちょ、空木っ…」


「落ち着けって咲夜…」


あたしと零が止めるのも聞かず、空木はケンカに飛び込んでいった。



「やっとオハヨーか、空木よォ!!」


盛り上がる他校生達。