「…せっかく打ち終わったのに…。
なんか、関口といるとトラブルばっかりな気がする」


イヤミったらしく言った零は、丁寧に原稿用紙を揃えて、机に置いた。



……よけいなお世話ですけどね(^^)



「なんだァ、やる気かお前?」


「いーじゃん、相手してやろーぜ!」




零が手をボキボキ鳴らしたとたん、


「やっちまえお前らァ!!」



ケンカが始まった。