え、まさかあたし、また反射的回し…!?


いや、違う、空木!?


いやいや、後ろで寝息たててるし!?



他校生がよろめきながら立ち上がる。



「なんだァお前~??」


他校生達が一斉に振り返る。



あたしも、その先を見る。



「…なにアンタら、邪魔」



オレンジ色の光に照らされていたのは、



黒い眼帯に、ヘッドホン!


「零!!」




キターーーーー\(^o^)/



ヘッドホンをゆっくり耳から外した零は、不機嫌そう。



「てか、何してんの関口と咲夜」



首にヘッドホンをかけて、零は言った。



「た、助けて零!!」


あたしは他校生を挟んで、零に訴えた。