するとそこには、なんと、龍がいた。



あ!ちなみに私と龍は幼馴染だから、龍の家は私の家の後ろ、私の部屋の向かいが、龍の部屋になっている。



「龍!どうしたの?」



「お前、今日大丈夫だった?」



?何のことだろう?



「何のこと?」



「放課後!工藤と数学準備室の掃除だっただろ?」



あぁ、そのことか。



「別に、大丈夫だったよ。新海のおかげですぐに帰れたし。」



「?どういうことだ?」



私はことの経緯を話した。