「17の癖に生意気だな!
オレは大城ましろ。19!少しは敬え。」

ましろ?頭だけじゃなくて?

「くくっ笑 朱乃ちゃん、面白いね〜笑」

「え?なにが?」

ぱっとましろの顔を見ると、
片側の眉がつり上がって、ピクピク痙攣していた。

「あ、やば。ごめん!」

「オレの頭が真っ白なのは、
名前じゃねぇぞ。
代々白虎の総長は白って決まってんだよ!」

今にも襲ってきそうな勢いでかかってくるましろ。

「別に、そんな意味じゃないから!
悪かったってば!」