今日はまた、夏と会える。

あたしの本当の気持ち
わかったから…

昨日みたいにはならない。

なったら、ほんとまた傷つける…。

そんなのだめーー!、

ピンポーン

「はぃ!」

「よ!」

「夏!」

「はいっていいか?」

「いいょ!」

ちょっと緊張しがちに夏は
入って行った、、、

「なんか、優の部屋かわいーな。」

「ぁりがとー♪」

その瞬間だった…












ギュッ。





なにか、温かなものにだきしめられた。

「な、な、夏!?」

「ん…?」

「…なんもない。」






離れたくなかった。
ただそれだけだった。


この温かさから離してほしくなかった。

もっともっと、ぎゅって
したほしかった。










大好きだから…。


何分そうしていただろう。

お互い顔真っ赤で、

「いこ。」

って、あたしがいいだした。
じゃないと、今度は…

いけないことをされそうだったから。