「敦志ー!部活行くのー?私も行くー!」


後ろから聞こえた女の声。


部活の時によく聞く声だな。


なんて思ってると、敦志の顔がにやけてる。


顔に出すぎだろ…、お前。


「真希ー!あ、夢叶ちゃん」


「こんにちは、須坂君」


敦志の声に後ろを向くと、そこには夢叶もいた。


「夢叶…」

なんて情けない声をだした俺。


だっせぇーの。


「秀哉君。久しぶり」


「あぁ」