「んじゃあ、好きな人は?」


ドキッ…。


そう聞かれて、心臓が静かに跳ねた。


それと同時に鮮明に思い出される、秀哉君との日々。



君と会えなくなって…7ヶ月が過ぎだ。


そろそろ…諦める時かなぁ。


思い続けてても…もう会えない。


この恋が実る可能性もない。



秀哉君…あなたは今、どこにいるの―?




「っ叶!………夢叶っ!!!!!!」


「ふぁい!」