「そこまで、考えてたの…」驚いた。…雪奏が黙ってた理由に言葉が無かった。やさしく抱き締めてトン…トンとやさしく雪奏の背中を叩くと雪奏はうとうとし始めて…
「冬哉、もう大丈夫よ。」と廊下へと扉の方に向かって言った。
「そうか。」と出てきた冬哉に眠った雪奏を部屋まで連れて行って貰って───
ー夕飯後。寝室ー
二人でいると冬哉が
「雪奏の事だけど…あそこまで考えてるなんて思わなかった。」二人でベットに寝て腕枕をして貰って話していた。
「そうね…わたしも聞いた時言葉が出なかった。」わたしが言うと、
「あぁ。…雪奏は自分よりも他人、何だな…」と言った。何が考えてる…わたしが冬哉をぎゅっとすると、
「子育てって何が正解か分からないね…あ、でもちゃんと人の道を歩かせる事は分かるよ!う~ん。言葉が見つからない…」わたしが言うと
「大丈夫。わかるから。」と言ってくれた。
おでこにキスをしてくれると、
「さ、寝ようか、」と言って一緒に眠った。