「鈴美に俺たちの子どもが出来た。」と冬哉は言った。お母さんは、

「えっ!?本当!?何ヵ月!?お父さん!!初孫よ!!」と大騒ぎ!

「お、お母さん落ち着いて…」と言っても聞いてない…

「母さん、騒いでいても駄目だろう。」とお父さんが鶴の一声。…でも、お父さんすごく嬉しそう。

「鈴子義母さんの質問だけど、今3ヶ月だよ」
と冬哉は言った。(今では敬語は無しになってる。お母さんが親に敬語だなんて可笑しいわ~って)

「じゃあ、お祝いね!!3ヶ月だと11月の下旬ね~!!」と相変わらずハイテンションのお母さん。だけど、

「ゴメンね。冬哉の車で来てるし、お義母さんにはまだ伝えてないから、帰って伝えるの。事が事だから電話じゃなくて、ちゃんと言いたいの…ゴメンね?我が儘言って。」わたしが言うとお母さんは

「まぁ、雪子さんにもちゃんと伝えないとね?…お休みの時にお祝いしましょう♪」とお母さんはどうしてもお祝いしたいらしく、冬哉は

「そうだね…その辺りも母さんに話して見るよ」

「それじゃあよろしくね~♪」上機嫌にお母さんが帰るわたしたちに見送りをした。