「ありがとう。」と冬哉が言うと、ウェイターの人は別の所に行った。
「食べようか。」そう冬哉に言われて食べると、ベリーの酸味とクリームが甘味が互いに引きたせ合う物で、
「美味しい!」と思わず言ってしまった。冬哉はクスクス笑うと
「それは何より。」とおどけて言った。
「あ、ひどーい。」とわたしも冗談混じりに言うと私たち二人とも笑いだした。
ー別荘ー
二人お風呂に入り寝室で、のんびりしているとパソコンで何か調べものをしていた冬哉が、
「明日、宮古島行きの船の席が取れたぞ。」って言ってくれた。
「ありがとう!」と、嬉しくて冬哉に抱きつくと、頭を撫でてくれて、わたしのほっぺに手を置くとキスをしてくれた。
「港の時間もあるから明日ここ出るのが早いからそろそろ寝るぞ」って言って、わたしをベットに連れて行って腕枕してくれると、寝た。
ー翌日。朝ー
ゆっくり目を覚ますと目の前には冬哉が寝ていた。…普段見ることが出来ない冬哉が無防備な姿に嬉しい気持ちになると、朝ご飯を作りに起きた。