わたしをベットに横たえると、冬哉が覆い被さって来て、わたしの唇にしゃぶりつくようにキスをしてきた。…だんだん、もっと、って思って来る。

わたしが少し口を開くと待ってましたと言わんばかりに冬哉の舌がわたしの口に入って来て、わたしの舌を探す様に口のなかを暴れる…

声を抑えようとして、冬哉は少しだけ口を離すと

「鈴美の声…聞きたい。」って掠れた声で言うと、またキスをしてきて、冬哉の手がわたしの体のあちこちを触る。…それ以上されたら、止まらなくなるよ…気付いたら冬哉の首に手を伸ばして、わたしからもっとって意思表示をしていた。

あちこちを触っていた手がわたしの胸を触り始めて、漏れているわたしの声を聞きながら、

「…鈴美…感じてる?」って聞いてきた。先端だけ弄られるとどんどん熱くなってくる。

「と、冬哉…もう…」とわたしじゃないみたいな高い声で言うと冬哉が

「…限界?」と聞いてきた。別の手が熱くなった別の所を触ってきて

「意地悪…冬哉分かってて聞いてるんでしょ?」

「聞きたい…けど俺がもう限界…良いよな?」

「…うん。良いよ」とわたしが言うと、やっと寝れたのは明け方だった。