ー別荘。夕食後ー
今、のんびりとリビングでマッタリ中…
…実はもう、背中とか、太ももとかがヒリヒリ痛み始めてる。…まぁ、楽しかったから。気にしない、気にしない。
冬哉が「鈴美、背中見せろ。」と突然言ってきた。…バレた!?
「えっ急にどうしたの!?」バレて無いかとひやひやしながら言うと、
「日焼け、痛いんだろ?…日焼けは甘く見るなよ?火傷の部類にはいるんだから。」バレてる
「ほら、早く。」若干怒り気味に言われて仕方無く服を脱いで、背中を見せると
「あ~かなり、赤くなってるな…相当痛いだろ?…ごめんな?気が付かなくて…」そう言うと冬哉が包む様に優しく抱き締めると
「えっ!?と、冬哉!?」パニックになってるが、
「…」冬哉…集中してる?(冬哉の悪い癖で集中し過ぎると回りの声や音が聞こえなくなる)窓も扉も閉まってる筈なのに、風が吹くと痛みが消えた。冬哉がわたしを離すと
「お仕舞い。」冬哉が言った。
「ありがとう、冬哉。」
「ついでに筋肉痛になりそうな所も治しといたから。」えっ…本当だ…体が軽い…
「じゃあ、風呂に入ってちゃんと体解さないとな」ってえっ!?それって…