「……これで、大丈夫かな…?」わたしは備え付けられた鏡を見て、自分の姿を確認していた
「…冬哉気に入ってくれると良いんだけど…」
海に入るため、水着に着替えていた。
悩んでいても、仕方無いかな?…パーカーを来て冬哉との待ち合わせ場所に行った。
海に着くと、知らない人が少し離れた場所に座って、
『あの人メッチャカッコよかったね~身長メッチャ高かったし。』
『ムリだって左手薬指見なかった?既婚者だよ既・婚・者!!』
『え~っあたし、首にトップとしてチェーンに通された指輪しか見てなかった~』
『へぇ~そこまで見てなかった~さすがミカだね~』
『その指輪、全然見たことの無い形だったもん。波紋っていうのかな?それに不思議な色の宝石が2つ付いてるんだもん。良く覚えるよ~』あ、それ冬哉だ。
『へぇ~何色だったの?』
『薄いピンクと不思議な青だよ。』
『フーン…青ってアクアマリンとか、かな?』
『アクアマリンじゃないと思う。アクアマリン、見たことあるけど、もっと深い色だよ。』
『へぇ~じゃあサファイア?』
『うーん違うと思う。』残念。青はブルーダイヤです。ピンクはクンツァイト。