唇同士が離れると雪奏がぎゅっと抱き締めて
「颯斗、大好き。」とニコって笑いながら言った。…ヤバイ。雪奏が欲しい。
気付いたら雪奏の唇を奪っていた。
……止まらない。俺は雪奏が『苦しい!!』って俺の胸を叩くまで止められなかった。
離れると雪奏が肩で息をしていた。
ぎゅっと雪奏を抱き締め
「雪奏が、可愛いすぎて止められなかった。…苦しかったろ?」そう言うと雪奏はふるふると頭を横に振り
「颯斗が私のこと『好きだ』って凄く伝わったから、大丈夫。」と言った。
二人だけで他愛ない会話を楽しんでから雪奏を家に送って自分の家に向かった。