抱き締めながら、雪奏の髪を撫でる。…柔らかく、さらさらした髪の毛。…ずっと触って居たくなる。

雪奏が落ち着くまでずっと撫でていた。

…落ち着いたのか雪奏が

「颯斗。」伏せ目がち+俺の服の裾を弱く引っ張ってる。…かなり、可愛い。

…雪奏、俺の理性飛ばす気?

俺は冷静を装って

「どうした?」と言うと

「私が今、颯斗に何をして欲しいか当てたら許すよ?」…雪奏が今して欲しいこと?抱き締めるのはさっきやったから違うし…。何だろう?

「ヒントは?」そう言うと

「颯斗からはいっぱいしてもらった事あるけど私からは余り無いよ?…後、私にとってぎゅ~より颯斗が近くに居るって感じる。」…あ、分かった。

雪奏の顔を上げさせ、唇と唇が触れ合う。

…合ってたみたいだ。俺の首に腕を回してきた。