ー翌日。生徒会室ー
今、颯斗と二人きり。颯斗も私も生徒会の仕事してるけど…何か颯斗疲れ気味みたい。途中、途中で目頭押さえたり、こめかみ押したりしてる。…頭、痛いのかな?
私は立って、座ってる颯斗を後ろから抱き締めると
「調子、悪いの?」と聞くと
「ん?…あぁ、少しな。」颯斗はそう言った。…何か颯斗、いつもより温かい。私は颯斗の顔を覗き込み、颯斗のオデコに手を当てると…
「やっぱりいつもより温かい。颯斗、保健室行こう?」って言ったけど、
「文化祭近いんだ。…休んでられない。」そう言うと仕事をやりだした。…もう!!
「いい加減にしなさい!!」そう言って、生徒会室に結界を張りつつ、特大の雷が鳴った。