ー夜ー
皆で星空を見ようとなって、外に出た。
先に出てきたのは私たち時宮家のメンバー。数分してから颯斗始め五十嵐家メンバーが来た。
10分位の所にある丘まで歩いて誰からとも言わずに空を見上げた。…綺麗な星空で、颯斗は私の隣に立つと
「綺麗だな…」と颯斗が小さい声で、だがシッカリ聞こえる声で言った。
「うん…そうだね。」言葉がいらない、ううん。余計なものみたいに感じた。
暫く見惚れてると、水の音がした。…川は遠いのに…ふっと光る物が見えた。…あの光は──
「颯斗、皆こっち!良いもの見つけた!!」と颯斗の颯斗の手を掴みそっちへ向かった。
「はっ!?雪奏?どこに行くんだよ!!」と颯斗の声が聞こえたけど、私の見たものが正しいならきっと皆感動する!
──────その先にあるのは──