「うん。そうだよ。…この木は〔時宮家〕の霊樹で時宮と一緒に見守ってくれる存在なの。」
颯斗は
「じゃあこの桜の木がこの家の中で二番目の長老だな。」と行った。
「うん。一番の長老は《家》だね。」と私が先を引き継ぐと、良く分かってるじゃん。って顔をした。
部屋に入り、お茶を飲みながら、談笑してると、
お母さん達が帰ってきた。
颯斗がお父さんの車で帰ると、お風呂に入ったりしてると、颯斗から電話が来て、
『父さん達が冬哉さんや鈴美さんの予定が空いてるならバーベキューでもどうか?って言ってるけど、どうする?』と聞いてきた。
「わかった。聞いてから折り返すね?」と一旦電話を切ってお父さんたちは、今週の土日が開いてるって言ってた。
そして…何だかんだでバーベキュー当日になり…