帰ることになり、颯斗が送ってくれてる。
生徒会とか、他愛ない事を喋ってたら、後ろから
「泥棒ー!!」って言う声が聞こえ、かなりのスピードで走る男の人がいた。
「颯斗、これよろしく。」と持っていた巾着を渡すとこっちに走ってくる泥棒が来た。
私は古武術を使って男の人の体勢を崩させ、荷物を奪還した。
叫んだ人に荷物を渡して、男の人と叫んだ人に
「窃盗未遂で交番行きますか。」と言った。
事情を話しお巡りさんに託すと、早々に帰った
名前の問題もあるから、名乗らないで(お巡りさんは分かってたみたいだけど。帰るとき会釈されたから。)
まだ、家に帰ってもお父さんたち帰って無かったから颯斗をある場所に案内した。
「…凄い、」颯斗が言って、
「うん。家の中で私が一番気にってる場所。」颯斗を連れて行ったのは時宮の庭。…とても大きな桜の木があり、空には一面の星空。桜の木の近くにある池には月が映り、とても幻想的になってる。
「これは…桜?かなり大きいけど…」と桜の木を見上げながら行った。