「アイスコーヒーにして、ガムシロとかは好みが分からなかったから持ってきたんだ。」と雪奏は言った。

「ありがとう」と言ってからコーヒーを受け取った。…コーヒーは普段ブラックだから受け取って一口飲むと普段飲んでるのと全然違った。

「…これ、相当旨いな…インスタントじゃあないだろ?」

「うん。お父さんもお母さんもコーヒー好きだから私もコーヒー好きになってね?」と雪奏はコーヒーを飲んだ。

弁当を開けて見ると美味しそうで、箸を出して

「頂きます。」と言ってから、オカズの1つに箸を伸ばしてみた。

!旨い…味付けも絶妙で、素材を生かす味付けだった。…雪奏にじーって見られて…あっ!口に合ってるのか気になってるのか。

「旨いよ。ありがとうな。」と言うと雪奏は微笑んで「頂きます。」と言って小さい方の弁当を開けて食べ始めた。

食べ終わり、色んな事を話していた。さっきのコーヒーの話や食べ物の好み、それと夏休みどこ行きたいかとか時間が許す限り話した。