言っちゃった…観覧車乗ろうって。

私、ちゃんと、告白…出来るかな…?

何か落ち着かない…。

順番が来て、颯斗先輩が乗ると

「手、掴まれ。」と手を出してくれてエスコートしてくれた。

素直に手を出して颯斗先輩の手に掴むとしっかりと握ってくれた。

颯斗先輩…手、大きいんだ…

颯斗先輩のエスコートにドキドキして、顔が赤くなるのが分かった…

向かい側に座り、何か、気恥ずかしさに外を見て…外の景色がスゴくキレイだった。見惚れていて…観覧車に乗った理由を忘れてた!!

…きっと緊張して大きな声が出なくなると思うから、颯斗先輩の隣、座っても良いか、と聞いて了承を貰うと隣に座った。

確か、颯斗先輩は英語大丈夫だった気がしたから英語に切り替えて言おうとしたら、

思って見なかった、とても嬉しい言葉を颯斗先輩が言ってくれた。


『私の事が好き』って