「何している人なの、まさきさんは。」


「俺は、某携帯会社のコールセンターを担当している管理者だよ。」


「え!すごいね!!」


「全然、意味ないよ。」


「え??」


「ちはるちゃんは、夢とかやりたいことあるん??」


「あたしは、まだよくわかんないけど・・自分の会社作りたいと思ってるよー」



どうせ、バカにされるんだろうと思いながら、適当に答えた。


だけど・・・



「へえ~。それって、何歳までにとか決まってるの?」


すごく、共感してくれた笑顔を見せてくれた。


「ああ・・。28!」


だから、あたしも素直な自分で答えた。


「いいねえ!ちはるちゃん、やっぱり面白いわ。」



「どこが?あたしは、普通だよ~」


「いやいや、俺は魅力的やと思ってるよ。」


「そうかな?」


えへへと自然に笑ってしまった。