『で、ひかりちゃんはもちろん優樹だよね。』




教室で別れるとき美雨ちゃんが言った言葉が頭の中で何回もリピート再生される。




その言葉に対し、私は曖昧な返事をして別れた。




私、なんで迷ってるんだろう。




早く告白を断って優樹に告白しなきゃなのに…




玲に相談をしてみようかな…




「玲ー!」




「どうしたの?優樹となんかあった?」




「そっちじゃなくて…」




私は先程あった出来事をすべて話した。




「じゃあひかりは率のことが好きなわけだ。」




「そうじゃなくて…なんか急に告白されたから、前の感情が戻ってきたというか…」




「なになに?ひかりって林率が好きなの?」




横にはいつの間にか美亜が立っていた。




「変態!来ないでー!」




「美亜!ひかりに触ったら私が許さないんだから!」




私の前に玲が立つ。




私と玲と美亜の絡みはいつもここから始まってる気がする。