周りの音が聞こえなくなり

聞こえるのは自分の鼓動だけ

彼の顔しか見えなかった

「あ、アタシ、顔崩れてるから・・」

思わず逃げ出したくなるほど

恥ずかしくて

顔を隠そうとした

彼はアタシの手を止め

「そのままでも可愛いから大丈夫だよ」