ずっとレンと片付けをしている時、心臓がドキドキしていた。
時々、レンの綺麗な緑色の瞳がこちらを向いてはにっこり笑うのだから。


私は思い切って話しかけた

「レン・・・君。話しがあるの・・・・」

「なんですか?先輩!」

「あの〜っ、そのぉ・・・」
「どうしたんですか??」





「わっ、私と付き合ってほしいの!!」


レンはにっこり私を見ながら言った。


「駄目ですよ、北条先輩。先輩には藤原先輩の方が僕なんかよりずっとふさわしいです。」

「でも、嬉しかったです。僕も、」



「ラン先輩の事が好きだったから・・・・」

「でも、やっぱり駄目ですよ。」

「先輩は藤原ミノル先輩のものです・・・・」







レンは顔を真っ赤にして部室の方に走って行きました。