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俺は今女の子とぶつかった


少ししか見れなかったが
超美人だったな………



俺も一応容姿には自信がある方だ

いつも女が群がり所詮は
顔だけしか見てない奴らが集まる



なのにあの子は………



?「顔見たはずなのにな」


動揺することなく走り去っていった



?「ん?………………これ」




俺の足元に何か光るものを見つけた


ネックレス?



それを拾い上げた瞬間分かった


?「これは…………龍谷のっ」




『龍心姫物』

龍谷の総長が心から一生を誓えられる

大切な人に贈る高価なネックレス


透き通った碧い石の中に

小さく数字が書かれている



?「7……ということはっ」



今の総長の零斗さんで8代目だ

7代目は俺が入る前だから…
誰だったんだろうな


あの子がこれを持っていたということは…


前総長の大切な人ってことだ



?「……にしても美人だったよなぁ」



俺は何故だか分からないが


名前も知らないあの子に
もう一度会いたいと思ってしまった___





??side終わり