零斗side








だりぃ…………




俺は正直言って学校はサボる予定だった






だがあのバカ…千尋を好きになって





あいつに会うのが楽しみで






気づけば族のこと以外休んだことはなかった







重症だな…………








こんなにもアイツに溺れるなんて





学校の門をくぐる





毎日俺のことろに来るアイツの顔を




思い出すと思わずにやける




早く昼休みならねぇかなとか




こんな乙女チックな俺キモいとか






最近そんなことまで考えるようになった






教室では相変わらず女どもがうるせぇ





イライラするが………我慢だ




あと5分でSHRが始まる




その時。







バンッ





結「零斗さん助けてっ!ヒロが!!」






走ってきただろう息切れして




すごい形相で俺を見る魁貴の女








千尋っ?






ただことではない事態に




俺は最悪な状況を考える







零「なにがあった?」






冷静に聞いたのは自分自身が落ち着くため









結「ヒロが…darkに拉致されっ……うぅ」






………………っ!











魁貴に電話をかける






プルルルルルプルルルルル






ガチャ




魁《こんな時間にどーしたんだ?》







零「落ち着いて聞け。千尋が拉致られた



魁貴の女も一緒だったらしいが


浩平は千尋だけ拉致ったらしい




斗真に倉庫に送らせるから



魁貴は山下のところにいてやれ」






魁「darkか?!そうか、ありがとな」








dark許さねぇ







あとのことは斗真と聖夜に任せ






俺は隣県であるdarkの倉庫に向かった







バイクを飛ばす








無事でいてくれ_____