結「でね…!」








結衣が話を中断し私の後ろを見る




目を見開いているところから




私も警戒心を出さざるをえなかった








?「おはよ〜♪んで、銀姫はどーっちだ?」








突然話しかけてきた金髪頭のチャラい奴






高校生っぽいけど制服着てるから。





でも制服からして県内じゃないし




着方的にも不良っぽい









『誰ですか?』








私は自分でも冷静さに驚いた







浩「俺はdarkの総長。秋山浩平よろしく」







そう言ってニッコリ………ニヤリと笑う男






私は危険を察知した









結衣は怖くて震えているみたい







『私はよろしくしたくありせん』





浩「おっ俺強い女好きだよ〜」





目がちょっとおかしい秋山という男





浩「で率直に言うと拉致しに来たんだよね

どっちが銀姫?言わないなら

どっちも連れていっちゃうけどー」






くっ…………今は零斗も魁貴もいない





仕方ない………





結「わ……たし……」





結衣を逃がしてあげないと





『私だよ、銀姫。だから結衣は逃がして』







結「ヒロっ!そんな、嫌だよっ」






『いいから!大丈夫^^』





浩「へぇ、さすが零斗、可愛いじゃん」



おい、







秋山がそう言うと周りから数人の男が出てきた






結「きゃっ」






『な、なに?』







浩「銀姫さん、来てもらいますか」







男達に羽交い締めにされ





口に何かを当てられた瞬間







結衣の心配そうな顔を見ながら





意識を手放した_______