はぁっ………………っ…………はぁはぁ千尋!



俺は今全力で走っている



親父からの電話

それは千尋が拉致されたことだった



誰も付いていない学校帰りを
狙われたらしい



くそっ!千尋!



居場所はもう突き止めている


はやく。はやくっ無事でいてくれ!





バンッ!


思いっきり扉を蹴った


中には20人ほどであろうか

いかにものヤクザがいた



「誰だてめぇ?」



1人のヤクザが口を開いたがどうでもいい


隆「千尋はどこだ」



俺の用事はそれだけだ。



「あぁ、お頭のところだぜ…行かせねぇけど」



その言葉で全員が戦闘態勢に入った



俺は強い。自分でいうのもなんだが。

仮にも時期組長であり現龍谷の総長だ



ガハッグエッ………おぇっ




20人立っていた奴らはお寝んねしやがった



千尋は二階だ…………急ごう



バンッ!


下と同じようにドアを蹴り中に入る



龍「っ…………千尋!」




グッタリとして手足を縛られている千尋



許せねぇ…………



俺はその場にいた奴を病院送りにし
千尋を救出した