窓から光が差し込んでくる。
いつもどうり朝ごはんを食べいつもどうり登校し
ている。私は立花葵 タチバナアオイ 4年前に父親の仕事でこの町へ引っ越してきた。
「あぁーおい♪」
後ろから元気よく出てきたのは山城成華 ヤマシロセイカ
引っ越してきた時に一番最初に友達になった。
なんと成華は私と幼稚園時代同じ幼稚園で仲がよかったらしい。
「ねぇ葵?今日なんかいい事あったでしょ??」
「ぇなんでわかったの?」
「だってぇ~今日横髪にピンしてあるんだもん♪葵がなんかいつもと違うときは何かあった証拠!今日は葵の機嫌が悪い訳じゃないみたいだからいい事あったんだね♪?」
本当、成華は勘がいい。そう思いながら、今日のことを思い出してみた。
「わかった!どうせまた鈴木先輩の夢でも見たんでしょ??」