『最近ね、私おかしいの。
龍くんを見てるとね、ドキドキするの。
それで、幼稚園の先生に聞いてみたの。
そしたら、それは恋かもしれないね。って言われたの。
恋って何か分からなくてお母さんに聞いたの。
そしたらね、その人のことが好きだっていうことなのって教えてくれたの。
私、龍くんのことが大好きです。』


俺は日記を見ながら涙を流していた。
唯那も、俺のことを好きで居てくれた……
俺は嬉しくて仕方なかった。


それからもページをめくる。


『今日は、龍くんに”指輪”をもらいました。
そして、大好きな龍くんに”結婚しよう”って言われたの。
私も龍くんのこたが大好きだからすごく嬉しかったよ。
これからもずっと一緒にいたいね。』



俺が初めて唯那にしたプロポーズの日。
こんなに喜んでくれてたとは思わなかった。
俺もこれからもずっと一緒のつもりだったなのにな………………