「舞桜羅さん…舞桜羅さん…」
今度は誰だろう聞き覚えのある愛おしい声…
総司…だ…
私の体は徐々に感覚を取り戻してゆき、ゆっくりと瞼を開けた。
「舞桜羅さん!起きたんですね!ナースコール押しますね?」
「うん」
しばらく経つと町医者…じゃなくて、ナースが現れた。
「望月さん!やっと起きたんですね!」
「え?」
「貴女運ばれてきてから3年くらい眠ってたんですよ?それで、こちらが沖田総司さん。彼は、一週間前に肺結核で運ばれてきたんだけど、動けるようになってから、毎日来てたのよ?」
「そっか…ありがとう総司…」
「舞桜羅さん…だって来世でって言ったでしょ?」
「うん!」
それからは、医者が驚く程回復は早く精密検査にもかけられる程だった。
そして退院した今でも病院に通っている。
それは何でかって言うと?
病院には新選組幹部の皆が、入院してたからだ!
土方さんが竹刀のふりすぎで肉離れ、近藤さんは、首を痛めて入院中、山南さんはインフルエンザ、斎藤さんは、マイコプラズマ、平助くんは骨折、総司は先程もいったように肺結核だ。
そして唯一元気なのは、原田さんと永倉さん。医者が山崎さんだったりもする。
「皆さーんお見舞い来ましたよー」
私が着くとみんな揃っていた。
「よぉ!舞桜羅!」
「あ!原田さんと永倉さんと山崎さん!」
「こいつら全員明日退院出来るそうだ!」
「やったぁぁ!」
皆が退院したあとは土方さんが元々住んでいた家に移り住んだ。
みんなはそこで剣道を教え、舞桜羅は舞を教えている。
私はどの時代でもこの人たちと生きて行こう。どんな未来がまって居ようと。
貴方たちとなら生きて行ける。
〜fin〜
はじめまして!こんにちは?
初めて書いた作品で駄作ですが、ここまで読んで下さった方々ありがとうございました!
おかげさまで無事完結する事が出来ました!o(`ω´ )o
今後共々だんだらをよろしくお願いします!m(_ _)m
5月7日水曜日7:23