私は総司と部屋に入った。
みんなそれぞれ部屋で食べている。なんかさみしいような気がする。
「いただきます…」
「ごほっ舞桜羅さんなんかうかない顔ですね…どうしたんですか?」
「いや…なんかみんなといっしょに食べることが当たり前になっちゃってみんなで食べないってさみしいなーって思って」
「ここに来るまで1人でだったんですか?」
「うんまぁ…両親が早くにしんじゃって…」
「そうなんですか…僕も姉に育てられました…」
「あぁ!ミツさん?」
「何で知ってるんですか?」
「エ!忘れたの?」
「あ!舞桜羅さん未来から来たんですよね!」
「うん!総司ご飯食べないと…」
「もぅ…飽きちゃうんデスよね…」
「でも…」
「そうだ!アーンってしてくださいよ!」
「.えぇっ!」
「じゃなきゃ食べませーん!」
「もぅ……アーン」
パクリ!
その後総司はペロリと平らげてしまった。
「じゃあお皿洗ってくるねーあ!総司…羽織って余って無かったっけ?」
「.ありますよ。げほっ何でですか?」
「いや…ちょっとね!明日になればわかるよ!」
「ふぅん」
「ふぅんって…まぁ洗ってくる!」
「.はい!」