高校卒業して髪を茶色に染めた。結構、気に入ってる。そんなある日、町でバッタリ中学のとき憧れてた3つ上の先輩にあった。告白出来ずじまいで彼は卒業。

「よう。久しぶり。元気だった?」

「ははい。先輩は?」

「みての通り。あっあのさ。メルアド教えてくれない?また会いたいな。」

「はい!お願いします。」

話は済み、それじゃぁとすれ違いざま耳もとで

「黒髪も好きやったけど、茶色の髪もええな。
好きなりそうや。」 

照れくさそうに微笑み去って行った。