そこには、和樹センパイがいた。

「あ…!舞…ちゃん?」

「和樹センパイ…!どうしてここに…」

この学校の屋上は、ものすごく広い。おまけに景色もいいのでヒマさえあればここに来ていたが、知名度は少ない。それなのに、なぜセンパイがここにいるのだろう。