すると、竹渕が駆け寄ってきた。

「さっきはマジでごめん!!…井上、怒ってる?」

「…これで、怒ってないとおもう…?」

ものすごい威圧感を出して睨んだ。

「う……!ホントごめんって!!謝るからさぁ!許してくれよ…!」

情けない声を出してあやまられても…責任っていうものを知らないのかこいつは。

「そんなに許してほしいなら、コーヒーおごってよ。」

図々しいお願いをしてみた。これでこいつも私にこりるだろう。