「…」
すると
俺を見ていたミクの表情が暗くなり
ミクはうつむいた
『ん?どした?』
俺はミクの顔をのぞいた
「ごめんね…ひろと」
ミクが突然謝りだした
『は?なんだょ…いきなりw』
俺は困り顔で言った
「あの日の約束…覚えてる?」
ミクはゆっくりと顔を上げ俺を見た
『約束…』
‘‘ずっと一緒にいような”
“うん!約束ね!”
ふと脳裏に2人向かい合っている場面が流れた
きっとこのことだろう
『あぁ、覚えてるけど』
俺は頷いた
「約束…破ってごめんね…」
ぽた…
ミクの目から涙がこぼれた
『なんで泣いてんだよ…』
「ごめんね…」
『なんで謝ってるんだよ…』
俺はミクに手を伸ばした