琥珀side

瑠璃は今隣でスヤスヤと眠っている。

瑠璃に留学すると伝えてから瑠璃は1度も泣かなかった。

俺達を必死で応援してくれた。

でも今日、瑠璃は泣くのを我慢してた。

瑠璃「…ぃかないで…」

隣を見ると瑠璃は涙を流し寝ながらつぶやいていた…

琥珀「ごめんな…ごめんな…」

俺は瑠璃よりバスケをとった。

留学は昔から憧れていた。

このチャンスを無駄にしたくなかったんだ。

俺は瑠璃を強く抱きしめ自分の唇を噛み締めながら眠った。