そして、朝になった。

教室に1番に着いて外を見てると、

美麗「琥珀ったらー」

琥珀「いやいや、本当のことだし」

…何あれ?

美麗が琥珀の腕に手を絡めて登校してきた。

琥珀「じゃあな」

美麗「ばいばい、琥珀」

琥珀は、美麗の頭を撫でて隣の教室に向かった。

美麗「あら、神野さん。ずいぶんと早いのね」

瑠璃「うん」

美麗「琥珀って優しいわよねー」

そんなこと分かってる。

瑠璃「そうだね」

美麗「何よ、その態度」

瑠璃「えっ?」

美麗「放課後、屋上に来なさい。ミーティングがあっても来なきゃダメよ」

瑠璃「分かった…」

また殴られる…

もう良くなってきちゃった…